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小売業

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景気の悪化による買い控え、インターネットをはじめとした低価格競争、大型店との競合など、今まで何とかやってこれていた小売店にとっても困難な局面を迎えている状況です。

一方で、消費者ニーズの多様化や趣味嗜好商品への高額消費、ネット通販の普及など、市場動向にこたえる形でピンチをチャンスに変え、成功しているクライアント様もいらっしゃいます。

先人の経験や知恵を活かし、是非あなたのお店も軌道にのせていきましょう。

業界の現状を知る

CASE: 婦人・子供服の小売業 ~事業所数が前年比98%に~

 ● 事業所数 7万8,371事業所(前年比98%)
 ● 年間販売額 5兆4,875億1,100万円(前年比105%)
 ● 1事業所あたり 従業員数4人(前年比107%)
 ● 1事業所あたり 年間販売額7,002万円(前年比108%)
  従業者1人あたり 年間販売額1,712万円(前年比100%)
 ● 1平方メートルあたり 年間販売額55万円(前年比97%)

(参照:経済産業省の「商業統計表(2007年)」)

小売業の平均収支

~原価率65.2%~

数字はウソをつきません。
損益計算表(P/L)は一定期間(事業年度=1年間)にいくら儲かったかを教えてくれます。
経営上は、コストを抑えいかに経常利益を増やしていくかが重要となります。
 

変動費(原価)
原価率65.2%
 
売上高
固定費
(人件費、家賃、その他経費など)
人件費対売上高比率18.9%
売上総利益
(粗利益)

売上高総利益率34.8%
経常利益
売上高経常利益率
-1.2%
 

(引用:上記比率は中小企業リサーチセンター「小企業の経営指標2010」の小売業の平均数値を抜粋)

小売業の経営指標

~数字を基に、商品や販売ルートの選択と集中を図りましょう~

同業他社の経営指標と自社の数値を比較しましょう。
また、取り扱い商品(群)ごと、販売ルートごとの数字も集計しましょう。
これにより、商品動向(季節・時間・天候など)、や利益率の高い商品・販売ルートが判明し、対策を打つことが可能となります。

 【収益性】
  ・原価率65.2%
  ・人件費対売上高比率18.9%
  ・売上高経常利益率-1.2%
 
 【生産性】

  ・従業者一人あたり売上高:2,769.9万円
  ・従業者一人あたり人件費:396.1万円
 
 【安全性】

  ・自己資本比率:-23.1%
 
(引用:上記比率は中小企業リサーチセンター「小企業の経営指標2010」の小売業の平均数値を抜粋。)

※当ページの内容は大同生命社のページを参考としております。